夢と現実はいつも少し違う

地方大学生の備忘録。

祝!初松竹座!

この夏、人生初の松竹座に足を踏み入れた。8月7日に関西ジャニーズJr.の舞台、「少年たち」を観劇した。その松竹座で驚かされたことが多々ある。

まず、その狭さ。
最後列ということで、何だったら見えるだろう、判別できたらいい方かなくらいの気持ちで行ったのだが、判別も何も、全然見えるではないか。オペラグラスなしでもちゃんと誰か分かる。とはいえ、オペラグラスはあった方がいいが。
上から見て思ったが、花道横とか最前とか、本当に近い。凄いぞ、松竹座。最前に座っていたら、お風呂のシーンや裸でバキバキの鍛え抜かれた筋肉をむき出しに踊るシーンは、間違いなく、自分がなにか罪を犯しているような気持ちになるに違いない。

そしてセット転換。
舞台初心者なので松竹座に限ったことではないかもしれないが、とにかくセット転換が複雑で早急に行われる。そしてバミリがかなり見えた。暗闇になっても見えるバミリテープがその複雑さを物語っているように思う。それを最大限に使いこなす舞台は大迫力だった。いつか誰か穴に落ちるのではないかと心配にさえなる。あのセット転換もバミリも全て知り尽くした上で演技をするのは並大抵のことじゃないと思う。

そして、西畑大吾の演技力。
西畑大吾の演技力には眼を見張るものがあった。西畑大吾が言葉を吐き出すたびに、なにか心を打たれる気がした。西畑大吾の段になる度に涙が出ることもあった。私にとって人生初舞台ともなった今回の少年たちは、生の演技というものを初めて見ることになり、その演技は一生忘れられない、彼が紡ぐ言葉一つ一つが強く心に刻まれ、時間が経った今思い出しても鮮やかに思い出される。そんな舞台だった。

私が観劇した8/7は大西流星くんの誕生日だった。14歳という成長期の彼の一つの節目を祝うという貴重な体験をした。本当におめでとう。

(また、この日は濵田崇裕くんが見学に来ていた。濵田崇裕は自担である。濵田崇裕は自分が昔着て、現在室龍太が着る看守服と看守帽を身に纏い下を向いて出てきた。顔も髪型も髪色も、三階からは見えなかったがが、明らかな、何か違うオーラを感じた。やはり、自担はかっこいいのだ。改めて感じた。)

ジャニーズの舞台を初めて見た今回、ヲタクが舞台にはまり、高いお金を払って通う理由がとてもよく分かった。客席を虜にするジャニーズのエンターテインメントを、私が定期的に浴びる日はそう遠くないかもしれない。