夢と現実はいつも少し違う

地方大学生の備忘録。

大人になるということ。

初めてこれが常識だと知ることが多い。

 

 

車の免許を取りに行くだけで30万かかる。

しかもこんなに面倒くさい授業を何時間も受けないといけないし、

運転は意外と難しい。

 

なのに世の中のほとんどの人が車の免許を持ってる。

 

でも免許なんて取ったところで、車なんてもってなくて

必然的にペーパードライバーになる。

 

車が走るのにはガソリン代がかかる。

 

カルピスの2Lのペットボトルとオレオで間に合っていた友達とのパーティは

缶チューハイとチーズに変わった。

 

恋愛相手の仕事や学歴を気にするようになった。

 

高校を卒業して少し広い世界を見るだけでこんなにお金がかかるし、

ドラマで見るような恋愛が身近になって。

 

周りだけがどんどん大人になっていくような気がして。

 

自分はまったく成長できていないんじゃないか。自己嫌悪に陥る。

 

大人になるって、もっと楽しくて視界が広がる楽しいことばかりだと思っていた。

自分が思っている以上の変化がたくさんあって、刺激的だけど大変だ。

 

でも自分のペースで生きていきたいと思う。

これから先、友達がどんどん結婚して、結婚式に出席するたびに、

懐のお金だけじゃなくて心まで寂しくなっていくような、

そんな誰かと比べるばっかりの人生にはしたくない。

 

そんなことを考える大学一年生の秋。